福岡空港は観光や帰省、出張で多くの人が訪れる大きな空港ですが、子連れのお母さんにとっては「待ち時間をどう過ごすか」が大きな悩みになりますよね。
大人にとってはちょっとした休憩も、子どもにとっては退屈な時間になってしまい、泣いたりぐずったりすることも少なくありません。
そんな時に知っておきたいのが、空港内に用意された“子どもが遊べる場所”です。
今回は、福岡空港で未就学児を中心に楽しめるスポットを紹介します。
タリーズコーヒー(3階)

空港で子どもと安心して過ごしたいときに便利なのが、国内線ターミナル3階にある「タリーズコーヒー」です。
一見すると普通のカフェですが、店内には未就学児向けの遊びスペースが設けられており、飛行機の見える窓側で遊べるのが特徴です。
遊べるおもちゃ
キッズスペース内には、以下のおもちゃがあります。小さな子どもが手軽に楽しめるアイテムが揃っていますね。
- おままごとセット
- 絵本
- 回転式のおもちゃ
- 積み木
ただし、ラインナップを見ると分かりますが、0歳~未就学児向けのおもちゃとなっています。
小学生には少し退屈・狭すぎるかもしれません。
キッズスペースの広さ
キッズスペースは3組分ほどの広さで、大人向けの机も3つ用意されています。
親は机に座って食事やコーヒーを楽しみながら、すぐそばで遊ぶ子どもを見守ることができるため、安心感があります。
親子で楽しめる食事メニューも
タリーズでは親子で一緒に楽しめる食事メニューも用意されています。
「粗びきビーフの絶品ボロネーゼ」とセットドリンク、さらにキッズドリンクがセットになった親子メニューは、子どもにちょうどよい味付けで安心して注文できます。
おもちゃやキッズ用の紙エプロンもついてくるため、飛行機に乗る前に楽しくランチタイムを過ごせるのも魅力ですね。
タリーズを利用する際の注意点
タリーズでキッズスペースを利用しながら昼食をとる際は時間帯に注意が必要です。
席数が限られているため、12時前後は混雑しやすく、利用できなかった家族も見かけました。
おすすめは11時頃の少し早めの時間帯。比較的空いていて、落ち着いて過ごせますよ。
屋上展望デッキ

次におすすめしたいのは、屋上にある展望デッキです。福岡空港は市街地に近いため、離着陸する飛行機を間近に見ることができます。子どもはもちろん、大人にとっても迫力ある光景に思わず見入ってしまいますね。デッキは広々としていて柵も高めに設計されているので、小さな子どもと一緒でも安心して過ごせます。
ただし、季節によって過ごしやすさが大きく変わるのがポイントです。特に夏は照り返しも強く、日陰も少ないため長時間の滞在はおすすめできません。逆に、秋から春にかけては涼しく快適に過ごせるため、家族でのお出かけや飛行機好きなお子さんにはぴったりのスポットです。
展望デッキは入場無料で、滑走路に面しているため飛行機を見ながらゆっくりできる貴重な場所です。ベビーカーでそのまま上がれるようエレベーターも設置されているので、移動もスムーズ。小さな子どもにとっては非日常的な体験になり、待ち時間を楽しい思い出に変えてくれるでしょう。
保安検査場内のキッズスペース
最後にご紹介するのは、保安検査場を通過した先にあるキッズスペースです。
国内線エリアには2か所、国際線エリアには1か所設けられており、搭乗直前まで安心して遊べるのが最大の魅力です。
ここも未就学児向けの小さなスペースですが、3~4人程度が遊べる広さが確保されています。
搭乗口前で子どもが退屈してしまうと、親にとっては大きなストレスになりますよね。このキッズスペースではおもちゃや絵本などが揃っているため、飛行機に乗る前の時間をリラックスして過ごすことができます。特にフライト前の短い待ち時間に活用すれば、子どもの気分転換になり、機内で落ち着いて過ごせる可能性が高まります。
ただし、こちらのスペースも混雑することがあります。
飛行機の搭乗案内のタイミングで人の入れ替わりが起こるため、その時間を狙ってキッズスペースを利用すると良いでしょう。