「せっかく作ったのに全然食べてくれない…」「このままで栄養は大丈夫?」——1歳を過ぎたあたりから、ご飯を急に食べなくなったと感じるママも多いのではないでしょうか。
わが家もまさにその“食べない期”に突入し、毎日の食事がストレスに…。
本記事では、同じ悩みを抱えるママたちに向けて、わが家が実践した解決策をご紹介していきます。
ご飯を食べない1歳児…わが家の悩み
1歳を過ぎたころから、ご飯の時間がまるで戦場のように。口に入れても「べーっ」と出したり、そもそも椅子に座るのを嫌がったり…。
以前はパクパク食べていたのに、ある日を境に拒否が始まり、私も心配とイライラで疲弊していました。
原因は何なのか?味?食感?それとも気分?育児書を読んでも答えは見つからず、焦るばかりでしたね。この頃は栄養バランスどころか、「ひと口でも食べてほしい」と願う毎日でした。
ベビーフードなら食べてくれることに気づいた!
食べてくれない日々が続く中で、まず試したのが「見た目を変えること」。
例えば、おにぎりにしてみたり、型抜きで野菜を可愛く切ったり。でも、効果は一瞬…。
次にやってみたのが、大人と同じものを少し取り分けて出す方法。これも気分次第で波がありました。
そんな中、試してみたのが市販のベビーフード。すると驚くほどパクパク!
「なんでこれだけ食べるの?」と不思議に思って調べてみると、どうやら出汁の旨味がしっかりしていて、味に奥行きがあるかららしいのです。
確かに私が味見しても「おいしい…」と思える味。家庭で再現するのは難しいなと感じましたね。
これまでは育休中ということもありほとんど自作していましたが、ベビーフードに頼る手もアリだなと思います。
実際に助けられたベビーフード
ここからは、実際にわが家で“食べない期”を乗り越えるきっかけになったベビーフードを2つご紹介します。どちらもAmazonで購入し、特に忙しい平日の夜や外出時に大活躍しました。
グーグーキッチン
グーグーキッチン 12か月ごろから 16個アソート 食べ比べセット
小さく賽の目にカットされた野菜と柔らかいお肉が絶妙なバランスで、出汁の香りもしっかり感じられます。
全16種と種類もあり、子どもの好き嫌いも把握できます。私の子もほとんど食べてくれますが一部は口に合わないのか食べない商品もありました。
子どもが1歳4か月ごろの時期に食べさせました。窒息が怖く、普段から小さめの食材を食べさせていたので不安もあり、12か月用のものを選びました。
ピジョン ベビーフード
ピジョン 食育レシピ 1食分の鉄・カルシウム 1歳4ヶ月頃から
人参などが2cm角でしっかりとした形を残していて、手づかみでもスプーンでも食べやすく、食事の練習にもなりました。
子どもも保育園に通いだすため、大き目の食材にも慣れさせたいと思いこちらを選びました。
栄養もしっかりとれるので安心ですね。
手作りご飯も食べるようになった!
ベビーフードをきっかけに“食べる喜び”を知ったわが子は、少しずつ手作りご飯にも興味を示すようになりました。最初は一口だけでも「おっ、食べた!」と感動。その後は私の手元をじっと見て、「それなあに?」と興味を持ち始めたのです。
野菜スープを一緒に混ぜたり、ごはんを丸めたりする中で、食卓に“参加する”ような感覚が芽生えたのかもしれません。
もちろん、味付けや食材の切り方はベビーフードから学んだ部分も大きいです。「あの出汁の深み、どう出してるんだろう?」と自分なりに工夫して作った料理を食べてくれたときの嬉しさは、何ものにも代えがたいですね。食べることって、こんなに楽しいんだなと親子で実感できた瞬間でした。
食べない日はあって当然。焦らずいきましょう
毎食きちんと食べてほしいという気持ちは、ママとして当然の願い。でも、成長の過程で「今日は食べない」「なんとなく気分じゃない」という日があるのも自然なことです。わが家では「今日は無理せず、ベビーフード+バナナで終わり!」という日もありました。そういう柔軟さがあると、親の心もふっと楽になります。
1歳ごろは食べムラが特に目立つ時期。小食や偏食があっても、それがずっと続くわけではありません。むしろ「食べない」という経験を通じて、子どもの好みや体調の変化を知るチャンスにもなります。「食べない=失敗」ではなく、「今日はこんな日だったね」と受け止めて、親子で一歩ずつ進んでいけたら素敵ですね。