新生児の子育ては、気温や湿度管理が特に重要です。
特に新生児は体温調節がまだ未熟なため、エアコンの風が直接当たらないように工夫しますよね。
しかし、エアコンはメーカーによって注意が必要な場合があります。
本記事では、エアコンの風向きについて解説します。
エアコンの直風は危険!
エアコンの風向きが新生児に直接当たると、冷えすぎてしまう可能性があります。
特にエアコンの設定温度が低すぎると、新生児は体温が急激に下がり、体調を崩す原因になります。
さらに、風向きが変わることで、部屋の一部だけが冷えすぎたり、暖まりすぎたりすることがあり、新生児にとって適切な環境が維持できなくなるリスクもあります。
昼間は親が気づけるのですが、夜間の場合は8時間以上も赤ちゃんに直風が当たることとなります。
これを避けるためには、風向きを固定することが重要です。
エアコンのリモコンに、「スイング」や「風向き上下」というのがあるはずです。
それで固定すれば安心!となりますが、そうはいきません・・・
エアコンの風向きが勝手に変わる!?
エアコンの風向きを固定していても、気が付いたら風向きがスイングしたり、位置が変わっていることはないでしょうか。
私はあります。作業部屋のエアコンがそうで、固定していたはずが、いつの間にかスイングしています。
もし寝室で赤ちゃんが寝ているところに、エアコンの風向きが勝手に変わってしまうと非常に危険ですよね。
しかも、途中まではきちんと固定できているので、尚更気づきづらい・・・。
エアコンの風向きが変わる原因
実は、エアコンの風向きが勝手に変わってしまう原因は、機種による仕様です。
一部のエアコンの機種では、結露を防止するため、一定時間経過後に自動で固定が解除されてしまうのです。
調べてみると、下記機種で風向きが自動で変わるように設定されていました。
これらの機種では、風向きの角度によって、30分~1時間で自動で解除されるようになっています。
白くまくんや霧ヶ峰など、有名どころのエアコンも該当します。
結構ありますよね。。
風向きが変わらないエアコンは?
一方で、風向きが変わらないエアコンもあります。
TOSHIBAやダイキンなどです。
我が家ではTOSHIBAの「大清快」を使っています。
大清快では、「無風モード」というのがあるのですが、このモードを使えば風向きは変わりません。
また、左右にも風向きを変えられるため、風を自在に操ることができますよ。
スペース上エアコンの近くにベビーベッドがある場合には、おすすめのエアコンです。
エアコンの買い替えは厳しい・・・対策は?
風向きが勝手に変わるエアコンを使っているが、買い替えるお金はない、という方もいるでしょう。
そんなときは、エアコン風よけカバーがおすすめです。
エアコンに後付けでき、ほとんどのエアコンに取り付けることが可能です。
さらに、引っ掛けて使うタイプであるため、ネジ空けなどの作業も不要。賃貸でも使えます。
価格も2,000円~3,000円とお手頃となっています。
ただし、安物の場合は風自体がエアコンに帰ってきてしまい、エアコンの効きが悪くなる製品もあります。
4,000円程度のものを買うか、下記のようなポジションによって調整できるようなものがあると安心です。
まとめ
新生児にとって、エアコンは快適な環境を提供する重要な家電ですが、その使い方には注意が必要です。
風向きが変わることで、新生児の体調に悪影響を及ぼす可能性があるため、風向きを固定すること、適切な設定を維持しましょう。