赤ちゃんを迎えてからの2週間は、あっという間に過ぎてしまうものです。
特に、生後2週間の検診はママにとって初めての赤ちゃんとの外出となる大切な検診です。
この記事では、2週間検診時にベビーカーと抱っこ紐のどちらが適しているか、実際の体験談をもとに紹介します。
生後2週間の赤ちゃんの状態や様子
生後2週間の赤ちゃんは、まだ首が座っていないためしっかりと支えられず、不安定です。
また非常に小さな身体で、退院日以来の外の世界に触れるタイミングです。
この頃の赤ちゃんは、生活リズムもまだ整っておらず、少しの音や光にも敏感な時期となります。
外出時は、赤ちゃんが感じる不快な刺激を極力減らし、安心できるように優しく声もかけてあげましょう。
病院では新生児用ベッドが利用できる

2週間検診の場合、病院到着後は新生児用ベッドを利用できます。
出産~退院まで赤ちゃんが寝ていた、ベビーコットと呼ばれるものです。
そのため、ベビーカーや前抱きの抱っこ紐など、かさ張るものは邪魔となってしまいます。
2週間検診では、赤ちゃんの検診だけでなく、お母さんの検診もあるため、できるだけコンパクトに収められるもので行くと良いでしょう。
おくるみがベスト、次に抱っこ紐で。
2週間検診ではおくるみが一番良いと言えます。首が安定していないため、抱っこ紐も新生児用のものが必要です。
一人で赤ちゃんを連れて行く場合は、抱っこ紐にしておきましょう。
両手が自由になり、電車や階段、狭い場所でもスムーズに動けます。
ここで私の体験談ですが、私は家で抱っこ紐に赤ちゃんを入れて付けてみたり、ベビーカーに乗せてみたりと、事前にシミュレーションしましたが、まだふにゃふにゃな体の赤ちゃんに対してベビーカーはしっくり来ませんでした。
幸いにもパパが同行してくれたことや、移動手段も自家用車だったこともあり、抱っこ紐やベビーカーは使用せず、おくるみにくるんで、そのまま抱っこをして検診に連れて行きました。
病院に着いてからは、出産時と同じ保育用のベッドに居てもらうことになります。
そのため、ベビーカーよりは場所を圧迫しない抱っこ紐やおくるみが良いと言えるでしょう。
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2週間検診の流れ
ここからは、2週間検診の流れについてご紹介します。
病院によって順序や時間は異なるため、出産後~退院の間に看護師さんに聞いておくと良いでしょう。
受付
病院の受付を行います。
大きな病院の場合は、2週間検診としてまとめて受け付けているため、並んだりすることもあります。
受付後すぐにベビーコットが渡されるため、赤ちゃんはそこに居てもらいましょう。
お母さん検診
はじめにお母さん検診を行います。
出産後からの体の状態や、体重の変化、母乳の出方などを検査します。
看護師さんへ悩みの相談もできるため、相談しておきたいことを考えておきましょう。
お母さん検診時は、おおよそ30分程度で終わります。
その時間は、付き添い者がいる場合は、赤ちゃんは付き添いの人に見てもらいます。
いなければ、看護師さんに預けてもらうことになります。
少し時間が掛かるため、おむつ替えや着替えなどを挟む場合があります。
赤ちゃん検診
続いて、赤ちゃん検診となります。
体重や身長、体の反射機能などを確認します。
私の場合は、お母さん&赤ちゃんで10分、母乳の飲み方の相談などもこの時にしてくれます。
その後、付き添いの方を含めて10分の検診や問診がありました。
(注意点)他の赤ちゃんと比べない!
大きな病院だと、他の2週間検診の赤ちゃんも数人いるはずです。
そんなとき、他の赤ちゃんとわが子を比べないようにしましょう。
「あの子は髪の毛がフサフサだ」、「うちの子は泣いているけど、あの子はおとなしく寝ている」など比べてしまうと、不安になってしまいます。
赤ちゃんにも個性があり、身体的特徴や性格もこの時期から違うので、安心して2週間検診を行いましょう。
まとめ
2週間検診では、おくるみか新生児期から使用できる抱っこ紐が良いでしょう。
この時期は首が座っていないため、ベビーカーでの移動は危険となります。
また、交通手段によって、おくるみか抱っこ紐を選び、赤ちゃんの様子をしっかりと観察することが重要です。
忘れがちなアイテムもリストアップしておくと、安心して検診に臨むことができますね。
初めての育児は不安も多いですが、適切な準備と知識で、この特別な時期をよりスムーズで楽しいものにすることができるでしょう。