子育て中、急な体調不良やケガに対して「病院に行くべき?」と迷うときが必ずきます。
特に初めての子育てをしているお母さんたちは不安でいっぱいですよね。
そんな時、どこに相談すればいいのか知っているだけでも心強いです。
いざという時に対応できるよう、今回はそんな悩みに対応するための電話相談窓口について詳しくご紹介します。
救急安心センター事業(#7119)
こんな時に利用する!
救急安心センター事業(#7119)は、急な体調不良やケガに対して病院に行くべきかどうか判断に迷った時に利用できる電話相談サービスです。
このサービスでは、看護師や相談員が対応しており、症状を具体的に聞いて緊急度を判断してくれます。
そのうえで救急車を呼んだ方がいいか、急いで病院を受診した方がいいか、受診できる医療機関はどこか等を案内してくれます。
安心して相談できるので、ぜひ活用してください。
赤ちゃんだけじゃなく、誰でも利用できる!
救急安心センター事業は赤ちゃんや子供だけでなく、大人の急な体調不良やケガについても相談可能です。
例えば、お母さん自身が急に具合が悪くなった場合や、家族全員の体調不良やケガについても相談できます。
特に子育て中は、お母さん自身が元気でいることが重要ですので、自分の体調についても遠慮なく相談しましょう。
また、年配の家族がいる場合も、体調について相談できるため、家族全員で安心して利用できるサービスです。
誰が対象でも利用できると知っているだけでも、安心感につながりますね。
実施エリアは?
救急安心センター事業(#7119)は、残念ながら、全ての地域で利用できるわけではありません。
自分の住んでいる地域でこのサービスが実施されているかどうかを確認することが大切です。
また、#7119以外にも、各地域ごとに独自の相談窓口やサービスが存在する場合があります。
例えば、自治体が運営する健康相談窓口や、地域の医療機関による電話相談サービスなどがあります。
これらのサービスを把握しておくことで、緊急時にも冷静に対応できそうですね。
実施対象エリアでも、対応可能時間が異なるため、住んでいる地域はどうか、確認しておくと良いでしょう。
子ども救急医療電話相談(#8000)
お母さんたちは産院指導で、この電話サービスを紹介してもらったのではないでしょうか。
子ども救急医療電話相談(#8000)は、夜間や休日の子どもの急病時や、病院へ行ったほうが良いか、家庭での対処はどうしたら良いか、迷った時や困った時に利用できるサービスです。
子育て中の子どもの急なトラブルの際、#7119と一緒に覚えておくとよい番号となっています。
私自身、いざ目の前の赤ちゃんに突然のトラブルが起こった時、この番号を覚えておくことで、パニックになりながらも相談することができたので、とても助かりました。
子ども救急医療電話相談(#8000)については、実体験も含めて詳しくまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてくださいね。
全国版救急受診アプリ「Q助」
電話相談ではありませんが、アプリを利用して、病院受診等の緊急度を調べることができるサービスもあります。
Q助は該当している症状をや状態を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されるシステムです。
「今すぐ救急車を呼びましょう」、「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」、「引き続き、注意して様子をみてください」が表示されます。
その他、医療機関の選択や受診手段の検索も行うことが可能です。
詳しくはこちらをご覧ください。→総務省消防庁のページにリンク
まとめ
病院に行くべきか迷った時の相談先として、救急安心センター事業(#7119)は非常に便利で心強い存在であることが分かりましたね、
急な体調不良やケガに対して、看護師や相談員が対応してくれるため、初めての子育てでも安心して過ごすことができます。
住んでいる地域でこのサービスが利用できるかどうかを確認し、万が一に備えて他の相談窓口も把握しておきましょう。
子ども救急医療電話相談(#8000)についても、子どもの急変やトラブルに特化した相談先となっています。
対応可能な時間が決まっているところは注意点ですが、病院が空いていない時間帯の不安な気持ちに寄り添ってくれるでしょう。
また、かかりつけ病院が空いている時間帯であれば、受診相談の電話をしてみるという方法もあります。
相談することで不安な気持ちが少し軽減されるので、迷った時には利用しましょう。
アプリの利用も併用しながら、適切な情報と支援を受けて、安心して子育てを楽しみましょうね。